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Zhang Ziyue[张子越]

Zhang Ziyue[张子越]
Clip by Zhang Ziyue[张子越]

Zhang Ziyue[张子越]

Zhang Ziyue[张子越]
Clip by Zhang Ziyue[张子越]

プロフィール

ロサンゼルスを拠点に活動するシネマトグラファーで、Gersh Agencyに所属している。ストーリー性のあるハイエンドな広告映像を数多く手がけており、Meta社のために撮影した広告は2025年のTelly Awardを受賞。撮影を担当した複数のキャンペーンは、Vogue、WWD、Elle、Forbesなどのメディアでも紹介されている。 物語に寄り添うカメラワークと、自身のルーツから生まれる美意識を組み合わせることで、作品には自然な親密さと、文化的な背景に根ざしたリアリティを表現している。

映像について

本作は、バレエダンサーのリハーサル中に、スピーカーから突然大きな謎の音楽が鳴り出し、練習が何度も中断されるところから始まります。 本作で描きたかったのは、慣れ親しんだやり方や、自分の中にある決まったリズムが崩れたときに生まれる変化です。思い通りにいかない状況を受け入れてみることで、想像していなかったリズムや、新しい動きが生まれることがあります。

こだわり・ポイント

本作は音楽とダンスを軸にした作品なので、監督と一緒にカメラの動きを特に丁寧に設計しました。一つひとつのカメラワークに明確な意図を持たせ、物語全体で伝えたい感情に自然につながるようにしています。 また、ライティングの変化も重要なポイントでした。撮影場所が一か所だったため、照明の組み方を変えることで、主人公の内面の変化や物語の展開を視覚的に表現しようとしました。

EOS R6 V の使用方法

本作ではカメラの動きを多く取り入れたかったため、軽量なボディを活かしてさまざまな撮影方法を試しました。自由な動きが必要な場面ではジンバルを使い、低い位置から撮るカットでは、脚立の上に小型の雲台を設置してカメラを固定しました。被写体に近づく動きや、横方向に滑るような動きのカットではDana Dollyを使用しています。また、いくつかのカットでは、被写体の体にカメラを固定するSnorriCamというリグも使い、人物の動きとカメラの動きが一体になるようなショットを撮影しました。 物語上、少し自然な揺れを入れたい場面では、手持ち撮影も取り入れました。カメラ本体が軽いことで、機材の切り替えやセッティングがしやすく、重いカメラシステムでは時間がかかるようなショットも、短時間で幅広く撮影することができました。

EOS R6 V を使用した感想

このカメラは期待以上でした。これだけコンパクトなボディで、なおかつこの価格帯であることを考えると、非常に完成度の高いカメラだと感じます。カメラ内でフォルスカラーを確認できる点も素晴らしく、現場で素早く判断しながら撮影を進めたいときにとても役立ちました。 普段からオープンゲートで撮影することが多いので、このサイズのカメラでそれが使えることも大きな魅力です。重いカメラでは難しくなるような特殊なショットにも取り組みやすく、画質面で大きな制約を感じずに、さまざまな表現に挑戦できるカメラだと思います。