Daniel Tremsky
Daniel Tremsky
プロフィール
ブラジル・リオデジャネイロ出身の映像作家 / トラベルシネマトグラファー。シネマティックな映像表現と、人に寄り添うストーリーテリングを組み合わせながら、辺境の風景や文化体験、旅の中にある冒険心を描いている。 場所そのものだけでなく、その土地に流れる空気や感覚を映像で描くことを大切にしている。構図、カメラワーク、音、空気感を織り交ぜつつ、世界各地で出会った物語を、引き込まれるような映像として表現している。
映像について
3人の友人、1台のトゥクトゥク、そしてスリランカを横断する道。本作は、スリランカの風景や伝統、人々の日々の営みを旅の中で見つめ、その記憶を詩的に描いた作品です。 文化、移動すること、そして目的地と目的地のあいだにある何気ない瞬間の美しさを見つめています。
こだわり・ポイント
本作は、事前に細かく作り込むというより、旅の中で出会うものを観察しながら形にしていく作品でした。そのため、厳密なプランに沿って撮るのではなく、その場で何を見つけ、どう切り取るかを大切にしています。スリランカを移動しながら、構図、自然光、そして文化がふと表れる静かな瞬間に目を向け、私たちの存在が人々や環境の自然な流れを妨げないよう意識しました。
EOS R6 V の使用方法
旅の中では、このカメラのコンパクトな機動力を活かし、さまざまなスタイルで使用しました。トゥクトゥクに取り付けてユニークなアングルを狙ったり、ジンバルに載せて滑らかな移動ショットを撮影したり、必要に応じて装備を最小限にして身軽に動いたりと、状況に合わせて柔軟に使い分けています。 手持ち撮影では、サイドグリップ、モニター、ショットガンマイク、NDフィルターを組み合わせ、安定性、フレーミング、操作性を高めました。また、ボディ内手ブレ補正とレンズ側の手ブレ補正を活用することで、常に三脚を使わなくても、安定感のあるショットを撮影できました。
EOS R6 V を使用した感想
このカメラの性能にはとても驚かされました。小型・軽量のフルサイズボディでありながら、7KオープンゲートRAWで撮影できることは、スリランカ各地を移動しながら撮影するうえで大きな強みでした。 センサーを広く使えることで、構図の自由度が高く、横位置・縦位置の両方に展開するためのリフレーミングもしやすかったです。どの撮影スタイルでも安定して動作し、熱停止もなく、常に安心して使うことができました。今後も自分の機材として使い続けたいと思えるカメラです。