Kelvin Tan
Kelvin Tan
プロフィール
東京を拠点に活動するインドネシア出身の映像作家・フォトグラファー。旅の経験、静かな観察、そして道中で出会う人々から影響を受けながら作品を制作している。映像を通して、ありのままの瞬間、繊細な感情、日常の合間にふと現れる一瞬に惹かれ、人間らしく、シネマティックで、よりリアリティのある物語を紡いでいる。
映像について
本作は、ベトナムで制作しました。ベトナムは、私に立ち止まること、そして人生をより誠実に見つめることを教えてくれた場所です。人々、街並み、温かさ、そして日常の中に流れる静かなリズム。そのすべてに深い人間味を感じたことから、この地を選びました。記憶、過ぎゆく時間、そして私たちが心の中に抱えている小さな感情を描くうえで、ベトナムはまさにふさわしい場所でした。
こだわり・ポイント
本作では、感情や記憶、そして一瞬で過ぎていく時間の感覚を、自然な流れとして表現することを大切にしました。単に美しい画を撮るのではなく、一つひとつのカットが物語や空気感、そして心に残る静かな瞬間につながるよう意識しています。カメラの動き、編集のテンポ、光、細かなディテールまで、その感覚を伝えるための大切な要素として捉えました。
PowerShot V10 の使用方法
本作はPowerShot V10で撮影しました。機材をできるだけコンパクトで柔軟な構成にすることで、目の前で起きるリアルな瞬間に自然に近づけるようにしています。ハイライトを飛ばさないよう、露出には慎重に向き合いました。現場にある光を活かし、構図とカメラの動きを丁寧にコントロールすることで、自然でシネマティックな、作り込みすぎない映像を目指しました。
PowerShot V10 を使用した感想
PowerShot V10は、実際の撮影現場でとても持ち運びやすく、扱いやすいカメラだと感じました。コンパクトなサイズのおかげで、撮影時の圧迫感が少なく、人や日常の瞬間をより自然に捉えることができます。露出には注意が必要ですが、明るい環境では内蔵NDフィルターが役立ち、撮影の自由度を高めてくれました。意図・狙いを持って使うことで、シンプルながらも表現力のある映像が作ることができるカメラです。