Sean Chen
プロフィール
タイ・バンコク生まれ、バンコク育ちの映像作家。旅、テクノロジー、日常をテーマに、映像作品やコマーシャルを手がけている。近年はバンコクの姿をより深く記録し、作品を通じてタイ文化の魅力を伝えることに注力。映像制作以外では、ポートレート撮影やサッカー、新しい場所を巡ることを楽しんでいる。EOS 80Dは、映像制作の道へと導いてくれた最初のカメラ。今回のキヤノンキャンペーンへの参加は、原点に戻るような大切な機会となった。
映像について
『Letter to Summer』は、一人の女性が、夏を単なる季節ではなく、自分の中に生まれる感覚として受け取っていく物語です。街で過ごす日常の何気ない時間を通して、夏が呼び起こす好奇心、振り返り、懐かしさ、そして静かな冒険心を描いています。身近で個人的な視点から感情をやわらかく捉え、何気ない瞬間の中にも温もりや人とのつながりが宿ることを表現しました。
こだわり・ポイント
本作では、シンプルで飾らないポートレート映像を目指しました。モデル本人だけでなく、彼女が街や周囲の空間と自然に関わる姿を大切にしています。感情や演技を作り込みすぎないよう、演出はあえて最小限に抑え、自然体の表情や動きを引き出しました。撮影では、友人同士の何気ない時間をそっと見ているような、ドキュメンタリーに近い空気感を意識しています。
EOS R6 V の使用方法
各シーンでは、撮りたい内容を大まかに決めたうえで、基本的には手持ちのラン&ガンスタイルで撮影しました。ロケーション間を自然に移動しながら、街の中で見つけた印象的な光や場所、偶然生まれる瞬間にも柔軟に対応できるようにしています。主にゴールデンアワーの自然光を活かし、やわらかくノスタルジックな空気感を作りました。Canon Log 3で撮影することでダイナミックレンジを確保し、カラーグレーディングの自由度を高めながら、作品全体の温かくシネマティックなトーンを保てるようにしました。
EOS R6 V を使用した感想
カメラ本体の作りがよく、特にカスタマイズできるボタンによって、撮影中の操作をスムーズかつ直感的に行えました。グリップはしっかりしていて握りやすく、手持ち撮影でも安心して扱えます。軽量なので、暑い環境で長時間撮影しても疲れにくく、機動力を保ったまま撮影できました。背面モニターも見やすく、外部モニターなしでも十分に確認できます。高い性能を備えながら、撮影すること自体を楽しめるカメラだと感じました。