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kyndra kennedy

kyndra kennedy
Clip by kyndra kennedy

プロフィール

ロサンゼルスを拠点に活動する脚本家、監督、プロデューサーであり、KYNA Media Filmsの共同創設者。ドキュメンタリーとフィクションの両方の手法を通して、アイデンティティ、ソーシャルインパクト、人間のあり方をテーマに作品を制作している。これまでに全米各地の映画祭で作品が上映され、シネマティックな映像表現と、感情に寄り添ったストーリーテリングで評価を得てきた。観る人に問いを投げかけ、人間が普遍的に持つ感情や経験を通して、観客とのつながりを生み出す作品づくりに情熱を注いでいる。

映像について

『The Companion』は、テクノロジーへの依存と孤立が進んだ近未来の社会を舞台にした作品です。便利さと効率が日常の多くを置き換えた、管理された世界の中で生きる一人の女性を描いています。 やがて、彼女の決まりきった日常に小さな違和感が入り込み始めます。その変化をきっかけに、彼女は自由とは何か、人とのつながりとは何か、そして私たちの生活を静かに形づくっている仕組みとは何かに向き合うことになります。急速に変化する現代において、より身近なものになりつつあるテーマを描いた作品です。

こだわり・ポイント

本作で最も大切にしたのは、多くの人が感情移入できる物語でありながら、最初から最後まで視覚的にも惹き込まれる作品にすることです。自然、テクノロジー、社会的なコントロールといったテーマを、単なるSF的な設定ではなく、感情として受け取れるリアリティのあるものにしたいと考えました。 ビジュアル面では、さまざまな光の条件や環境、映像のトーンを描き分けられる世界観を意識して設計しています。物語は、自然の風景、都市空間、室内、昼、夜、実際の照明を活かした空間を行き来します。そうした多様なシーンを通して、物語の世界観を深めると同時に、カメラが幅広い撮影条件に対応できることも表現できる構成にしました。 また、心理的な緊張感を持つSF作品に挑戦できたことも、私たちにとって大きな意味がありました。こうしたジャンルは、映像作家として私たちが特に惹かれているストーリーテリングのひとつです。

EOS R6 V の使用方法

本作では、カメラの強みを活かすことを前提に撮影設計を行いました。オープンゲートで撮影することで、横位置・縦位置どちらの納品にも対応しやすく、ポスプロでの自由度も高めています。 また、主人公との距離感を近く感じられる映像にするため、手持ち撮影を多く取り入れました。ボディ内手ブレ補正を活かすことで、手持ちでも安定感を保ちながら、被写体に寄り添うようなカメラワークが可能になりました。2つのベースISOによって、日中の屋外、室内、夜のシーンをスムーズに行き来できた点も大きな助けになりました。

EOS R6 V を使用した感想

最も印象的だったのは、物語で描きたい感情やビジュアルを、このカメラが無理なく形にしてくれたことです。明るい屋外から暗い室内まで、さまざまな環境で撮影しましたが、どのシーンでも細部までしっかり描写された、シネマティックな画を安定して得ることができました。ポスプロで扱いやすい素材が得られた点も大きな魅力です。 手ブレ補正のおかげで、手持ち撮影でも完成度の高い画を保ちながら自由に動くことができました。カメラを意識しすぎずに撮影できたことで、演技、空気感、ストーリーテリングに集中できたと思います。登場人物に寄った繊細なシーンから、より映像的な広がりのあるシーンまでしっかり応えてくれる、制作全体を通して頼れるカメラでした。