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ZhangHeng

Zhang Heng
Clip by Zhang Heng

ZhangHeng

Zhang Heng
Clip by Zhang Heng

プロフィール

大切な人のため、その人生を映画のように残したいと考えているフォトグラファーです。

映像について

15年という時間の中で、私はAmiaoの成長を見守ってきました。しかし、彼女の少女時代だけは、自分の記憶の中にありません。まるで一冊の本の最初の章だけが抜け落ちてしまっているような感覚でした。 その空白を埋めるために、私たちは当時をイメージした衣装を身にまとい、私が見ることのできなかった彼女の青春の時間を、映像として再現することにしました。本作では、映像技術を見せることよりも、その時代の空気や感情が自然に伝わることを大切にしています。 実際に過去へ戻ることはできませんが、撮影の中でふとした瞬間に、まるでその時代の彼女に触れられたような感覚がありました。

こだわり・ポイント

手持ち撮影における手ブレ補正機能やオートフォーカスの精度に加え、屋外でのモニターサイズや輝度が撮影判断に与える影響、そして解像感とダイナミックレンジを特に重視して映像制作を行いました。

EOS R6 V の使用方法

撮影はすべて手持ちで行い、パワーズーム(PZ)レンズを使用してズームイン/アウトの動きを取り入れました。主に RF35mm F1.4 L VCM 、 RF20-50mm F4 L IS USM PZ 、 RF70-200mm F2.8 L IS USM を使用しています。 あえて手持ちにこだわったのは、かつての映像に見られる偶発性や、ドキュメンタリーのような質感を再現するためです。また、EOS R6 Vのオーバーサンプリング4KとCanon Log 2を活用し、できるだけ多くの情報を持った素材を確保しました。 その上で、あえて「引き算」を行い、解像感や色を抑えつつ、ノイズやハイライトのにじみを加えることで、低解像度のようなノスタルジックな映像表現を再構築しています。

EOS R6 V を使用した感想

EOS R6 Vは、内蔵ファンによるアクティブ冷却機構により、従来のEOS R6シリーズでは難しかった4K 60fps Fineでの収録を実現しており、これが最も印象的でした。これにより、映像表現の幅が大きく広がっています。 また、上部の張り出しを排したシンプルなボディデザインは、Vシリーズとしてのコンセプトを明確に体現していると感じました。 画質面では、フィルムのような質感を持つCanon Log 2の広いダイナミックレンジと自然な肌色表現により、明暗差の大きいシーンでも安定した描写が可能でした。さらに、メイクの色味が損なわれることもなく、過去の記憶を丁寧にすくい上げるような映像表現が実現できたと感じています。